器質性構音障害とは



器質性構音障害というのは、発語器官である
唇、舌、口蓋、声帯の形に異常があることで、
その器官を使って語音をすることにたいして
ゆが みが生じてしまう障害です。


先天的な器質性構音障害といえば、口蓋裂があります。



この口蓋裂という障がいは、口腔と鼻腔の境界が
部分的に失われてしまう 先天的な形成異常です。


これによって母音の音が歪んでしまい、さらに
試飲の破裂、摩擦、雑音が弱まってしまうという
症状が出てきます。


つまり、声が鼻に抜 けてしまいます。


これを治療するためには、生後3か月ごろに
口腔と鼻腔を遮断し、左右に分かれてしまっている
口蓋帆挙筋などの筋群を再建するという手術が 行われます。


1歳くらいからは言葉を発し始めるため、
その前に口蓋を閉鎖して鼻咽腔閉鎖機能
というものを獲得しておくことで、良好な構音の発達を
期待する ことができるようになります。


一連の治療は18歳ごろまでかかります。


後天的な器質性構音障害としては、口腔がんや咽頭がんによって
切除を行った後に変形 が起こることがあります。


このような場合には形態異常を手術によって修復することが
基本ですが、装具によって治療を行う場合もあります。

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